私たちの物語

Karakuri Kikouは、日本の精密機械工学の豊かな歴史を継承し、古来の「からくり」の精神を現代に問い直すという情熱から生まれました。

1985年の創業以来、私たちは単なる製造業者ではなく、時間を芸術として捉える職人集団であり続けています。創業者の田中一郎は、幼少期に見たからくり人形の繊細な動きに魅せられ、その仕組みを現代の技術で再現し、さらに進化させることを志しました。彼のビジョンは、伝統的な職人技と最先端の工学を融合させ、機能美と耐久性を兼ね備えた機械製品を生み出すことでした。

私たちの使命は、機械的精巧さの芸術を保ちつつ、現代工学の限界を押し広げることです。カスタムメイドの計時装置から、複雑な時計機構の設計・製造、そして貴重なアンティーク時計の修復に至るまで、私たちの手掛ける全ての作品には、細部への揺るぎないこだわりと、日本のものづくりの精神が息づいています。私たちは、過去への敬意と未来への革新を結びつけ、時を超えて価値を伝える製品づくりに邁進しています。

Karakuri Kikouの創業者の古い白黒写真。おそらく初期の工房で、多数の時計部品や工具に囲まれている様子

Karakuri Kikouの歴史

  • 創業

    田中一郎が東京の小さな工房でKarakuri Kikouを設立。アンティーク時計の修理とカスタムパーツの製造から事業を開始。

  • 初の自社ムーブメント発表

    独自の設計思想に基づいた初の時計用ムーブメントを発表。その精度と独創性で注目を集める。

  • 国際的な評価

    国際時計見本市で特別賞を受賞。日本の精密機械工学の優れた技術を世界に示す。

  • 教育プログラム開始

    次世代の職人育成のため、からくり工学とホロロジーに関するワークショップを開講。

  • 新本社およびR&Dセンター開設

    研究開発能力を強化し、より複雑な自動機械システムの開発に着手するため、Akasakaに新拠点を設立。

熟練の職人たち

私たちの成功は、卓越した技術と情熱を持つチームによって支えられています。

Karakuri Kikouのマスターホロロジスト、佐藤健太の肖像写真。作業服姿で笑顔を見せている。

佐藤 健太

マスターホロロジスト

30年以上の経験を持ち、複雑な時計ムーブメントの設計と修復において比類なき専門知識を発揮します。「時を刻む機械には魂が宿る」を信条に、すべての作品に命を吹き込みます。

Karakuri Kikouのリードデザインエンジニア、鈴木エリカの肖像写真。真剣な表情で設計図を見つめている。

鈴木 エリカ

リードデザインエンジニア

精密工学と最新のCAD/CAM技術を駆使し、革新的な機械システムの設計をリード。伝統的な美意識と現代の技術を融合させることに情熱を注いでいます。

Karakuri Kikouのアンティーク修復スペシャリスト、山本悟の肖像写真。繊細な工具を使い、古い時計の部品を修理している様子。

山本 悟

アンティーク修復スペシャリスト

失われた美しさを蘇らせることに喜びを感じる、アンティーク時計修復の第一人者。細心の注意と歴史的知識を持って、貴重なタイムピースを次世代へと繋ぎます。